当社は、圧延を創業事業として昭和9年に創立いたしました。
圧延工業部は、金属をワークロールで圧力をかけて延ばす圧延と、熱処理の一つである焼鈍(やきなまし)によって金属の性質を調整することを専門としております。
圧延では、特殊帯鋼(SK85、S60C、SKS51など)や一般的な帯鋼(SPCCなど)を、お客様が必要とする厚さに高い精度で加工しております。また焼鈍によって、その厚さで必要な硬さも同時に実現した製品を提供しています。
当社で加工された帯鋼は、様々な工程を経て自動車の部品になったり、刃物や工具などに加工されたりしています。私たちはあらゆる産業に対して、最高品質の鉄製品を提供し続けています。
調質とは圧延加工や熱処理などで金属材料の性質を調整することを言い、調質によって引張強さや硬さなどの強度を変化させることが可能になります。
自動車、産業機械、特殊車両、刃物、工具など、身近な生活に欠かせないものの部品となる素材を加工し、お客様のニーズに応じた製品を提供することが出来ます。
お客様の要求仕様に合った材料の供給と加工を素早く提供したい
大阪理研工業では、独自の生産管理システムにより、
短納期で製品を提供することが可能です。
生産状態を常に把握し、ご相談いただければ明確な納期回答が出来ます。
突発的な依頼でも、柔軟な生産管理対応で短納期を実現します。
不要になった在庫や保管コストの増加を抑えたい
大阪理研工業では、圧延加工及び焼鈍により、
材料をよみがえらせることが可能です。
板厚や硬度を再調節することで、既存の材料を販売可能な製品とし、
在庫と保管コストの低減が実現できます。
一定の量以上でないとリロールを受けてもらえない
大阪理研工業では、少量対応により、
1コイルからの受注が可能です。
お客様のご要望に応じた柔軟な受注対応を進めることで、
小ロット多品種短納期を実現しています。
板厚公差の厳しい注文がきたが対応方法がわからない
大阪理研工業では、信頼と実績の確かな技術力により、
ご希望の製品を提供することが可能です。
ご希望の製品を提供するために、最適な対応方法をご提案します。
薄いコイル・小さなコイル・幅狭のコイルでも、確かな製品を提供します。
手持ち材料の硬度を変えて欲しい
大阪理研工業では、圧延加工及び焼鈍により、
ご希望の硬度に加工することが可能です。
様々な鋼種や板厚であっても適切な調質を行います。
そのままでは使えない材料が再加工及び再販できます。
多様な加工要件や特殊な要望をまとめて対応してもらいたい
大阪理研工業では、自社の技術と提携先の協力により、
材料調達から納品までの一括対応が可能です。
信頼出来る協力会社と連携し、様々なご要望にお応えします。
特定の条件によっては対応できない場合がございます。
詳細についてはお問合せ下さい。
圧延加工中のコイルの厚みを常時測定し、ご指定の公差を確保しています。
製品の品質管理を徹底するため、信頼ある測定器メーカーの機器を導入し、検査を行っています。
自社で緻密な研磨を行い、高い精度の品質を確保しています。
調質:圧延加工や熱処理などで金属材料の性質を調整すること。
調質記号:調質の度合いを記号であらわしたもの。
強度:調質によって変化する主な特性(引張強さや硬さなど)